10月末のことー。
つきぐみ(3歳のクラス)の子どもたちが、ある1冊の絵本に出逢いました。
『うどん できた!』加藤休ミ・さく(福音館書店・ちいさなかがくのとも)
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うどんの作り方を、小麦粉と塩水を混ぜるところから教えてくれる、この絵本。
こねこねして、ふみふみダンスをして、袋に顔を描いて、生地を寝かせてーーー
工程のひとつひとつが、つきぐみの子どもたちには魅力的だったようで、最後のページに
うどんの作り方のレシピを見つけると、「うどん、つくりた~い!!」と大盛り上がり!
そこで、実際に、つきぐみの仲間で、うどんを作ってみることになりました。
小麦粉に塩水を混ぜて・・・「こねこね♪」「やわらかくて、きもちいいね~!」 「たのし~い!」
「こねこね ぎゅっぎゅっ!」「ねんど みたいだね。」
「ぐにゅ~ぽろぽろ」「ぐにゅ~ぐにゅ~」 こねて こねて、どんどん こねます。
「みてみて!おだんご、できたよ~っ!」「うどんだんごだ~!」
まるで、職人さんのような・・・つきぐみさんです。
うどんだんご ができたら、お次は、「ふみふみ だんす♪」
「ふみふみ ふみふみ ふみっふみ~」
うどんだんごが、こんなに大きくなりました! 「にっこりわらっているね~!」
「おだんごさん、ちょっと おやすみしててね。」 うどんだんごが ひと休みしている間に、絵本を楽しみました。
「うどんだんごさん、おきて~!」うどんだんごが目を覚ましたら、袋から出して、ぺったんこにします。
「ぺったんぺったん」「ぺったんこ~!」
「なが~いうどん、つくろう!」「みんなでつくると、たのしいね!」
「ちぎちぎっ♪」「ちいさい うどんに しようっと!」
「こねこね~っ」 真剣な表情で、何の形を作っているのでしょうー。
個性あふれる、いろいろな形のうどんが出来上がりました!
お鍋に入れて茹であがったら、お醤油をかけて、「いただきま~す!!」
「おいし~い!」
「もちもちしているよ!」
そこへ、「おいしそうな においがするなぁ」・・・と、隣のお部屋のうめぐみさん(4歳のクラス)がやってきました。
「うめぐみさんもいっしょに、たべよう!」「つきぐみさん、ありがとう!」「いただきま~す!」
「うどん、だ~いすき!」
「あ~、おいしかった~!」「また、みんなでつくろうね!」「おうちでも、つくってみよう~!」
自分たちで1から作った おいしいうどんに、大満足のつきぐみさんでした。
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1冊の絵本との出逢いから広がっていった子どもたちの世界ー。
これからも、仲間と一緒に、絵本の世界をじっくりと味わって、楽しんでいきたいです。
ぜひ、ご家庭でも、お子さんと一緒に うどん作りに挑戦してみてくださいね♪