うみぐみさん(5歳のクラス)、うめぐみさん(4歳のクラス)に、れすとらんをお願いされてから、作りたいごちそうの絵を描いて、話し合いをしました。

始めは、「おにく つくりたい。」「ぼくは、うどんていしょく がいい!」と、自分たちがいつも食べているものを思い浮かべていましたが、話し合いを続けるうちに、“こどものむらだから、つきぐみさん(3歳のクラス)にしか作れない ごちそうをつくりたい!”という気持ちになりました。

「きらきらあいす!」「にじのはちみつ!」

「にじいろけーき!」「にじいろのぷりん!」

「にじいろのこんぺいとう!」「きらきらのおさかな!」

―と、どんどん想像の世界が膨らみます。

つきぐみさんの気持ちが「にじいろのごちそうをつくりたい!」となったとき、ある一人の方が、

「にじいろのすーぷは、どう?」と伝えてくれました。

『いいねー!』

早速、次の日から、スープ作りが始まりました。

「もっと、つくりたい!」

「にじいろがないよ。」

「そめもの(染め物)する!」

「たくさんつくるんだ!」

「たんぽぽもいれたいね!」

みんなの気持ちが一つになったときの勢いといったら・・・

あっという間に、たくさんのスープの具ができました。

するとー

「おなべがない!」

「おかあさん、おなべでつくっているよ!」

「おはなしする おなべがいいんじゃない?」

そして、お部屋で楽しんでいた絵本『おなべおなべにえたかな?』こいでやすこ・さく(福音館書店)のお鍋が出来上がりました!!

「 にえたかどうだか たべてみよ コト 」

「おさらもないよ~!」

「すぷーんも!」

「ふぉーくも!」

他にも、作りたいものがどんどんでてきて、

『おなべおなべにえたかな?』こいでやすこ・さく(福音館書店)にでてくる葉っぱのお皿とスプーンもできました!

初めてのことに、わくわくしながら、ひとつひとつ話し合いを重ねて作っている毎日です。

「すーぷだけじゃ、おなかがすいちゃう。」

と、もう一品も作っていますが、それは次回のお楽しみに♪