お兄さん、お姉さんたちに
「おいしいひろばおねがいしてもいい?」
とお願いされたつきぐみさんは、嬉しくて嬉しくて翌日からすぐに話し合いを始めました。
子どもたちの中からぱんの名前がたくさんあがったので...
どんなぱんをつくってみたいのか、ぱんの絵を描いてみることにしました。
想像力をいっぱいに使ってすてきなパンがたくさんでてきました。絵を描いているだけでもわくわくが溢れだしてクレヨンを持つ手がとまりません。
また「うみさん、うめさんにこんなぱんはどうかきいてくるよ!!」とおいしいひろばをお願いされたことへの使命感を持ち、お兄さん、お姉さんのお部屋まで尋ねていく方もいました。
子ども同士で 「こどものむらしよう!!」と誘い合ったからこそ、こどものむらを共に創りあげる仲間になっていくのでしょう。
次の日、たくさんの絵を広げてどんなぱんを考えたのか伝え合い、どのぱんが、おいしそうで、つくってみたいのか話し合いました。
子どもたちの勢いがとまらず、”いいことおもいついちゃった!” がたくさん飛び交います。そこで早速、はさみさんをチョキチョキして、コック帽をつくりました!
ぱんをつくるときにはコック帽を被り、気合いを入れてお仕事をしております。一つひとつ絵をじっくりと見つめながら形や色を決め、丁寧につくっています。
みんなで考えた絵のまんま、飛びだしてきたような色とりどりなぱん。「こんなぱんあったらいいな〜」と、誰もが一度は想像したことのある夢の世界ー。
こどものむらだから叶えられるおいしいものが、一品目に決まりました。おいしいひろばがどのように広がっていくのか、これからが楽しみです。